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ドル・円が1円超反落、株安で104円半ば-米経済対策への期待はく落

更新日時

東京外国為替市場ではドル・円相場が反落。トランプ米政権の経済対策の詳細が発表されず、前日の米株高の反動から米株価指数先物が下落する中、ドル売り・円買いが優勢となった。週明けに急落する前の1ドル=105円台後半までいったん戻したことで、国内輸出企業などの売りを指摘する声もあった。

  • ドル・円は午後3時28分現在、前日比1%安の104円56銭。早朝に付けた105円66銭から一時104円10銭まで下落
    • 10日の海外市場では米株や米金利の上昇を背景に一時3.5%高の105円92銭まで上昇
不安定な値動き続く

市場関係者の見方

      FXプライムbyGMOの上田真理人常務取締役

      • 米株先物が3%下げているのを見ながら円買いプラスドル売り。105円台は、実需も出たし相当遠い感じになった
      • 米国の減税策に関しては、きのうのうちにかなり織り込まれてしまったので、明らかに経済を活性化するよほどのものが出ないと株を買うという形にもならない
      • きのう飛ばした分だけ参加者は少ない感じ。そうした中で、ドル・円が今日中に再び102円を見ても不思議ではない

      IG証券の石川順一シニアFXストラテジスト

      • 米国の財政政策の詳細が発表されても、民主党との協議がどこまでスピード感を持って進行するか、議会の承認を得られるかといったハードルをクリアしない限り、期待がしぼんでしまってもおかしくない
      • ドル・円は株式、特に米株にらみの展開で、米国市場の安定が見えるまでは上下に振れる展開を続くことを想定した方がいい

      背景

      • クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は10日、トランプ政権が計画している新型コロナウイルスへの経済対策について、近い将来により詳細な内容を公表するだろうと述べた
      • トランプ米大統領は「大型」の包括的景気刺激策を発表する会見を10日に開くと明言したが、同日のホワイトハウスでの記者会見に出席しなかった
      • 10日の米国株は急反発。経済対策への期待から前日の金融危機以来の大幅安から持ち直した。米国債は大幅反落し、原油相場は急反発
      • 一方、11日のアジア時間で米株価指数先物は反落。日経平均株価は午後に一段安となり、前日比451円安で終了
      • 財務省幹部は11日、為替市場について、円安にしろ円高にしろ急激な動きは望ましくないし、もう少し良く見ておく必要があると述べた
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