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中国の消費者物価、2月に上昇率縮小-生産者物価は下落に転じる

更新日時
  • 2月のCPIは前年同月比5.2%上昇-予想と一致
  • PPIは前年同月比0.4%低下-1月は0.1%上昇

中国の消費者物価上昇率が2月に縮小した。一方、生産者物価指数(PPI)は下落に転じた。

  国家統計局が10日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.2%上昇。1月は同5.4%上昇だった。エコノミスト予想中央値(5.2%上昇)と一致した。ただ、豚肉が引き続き大きく値上がりしたことで、食品価格は約12年ぶりの高い伸びとなった。

  一方、2月のPPIは前年同月比0.4%低下。1月の0.1%上昇から下落に転じた。

While factory deflation returns

  

  食品価格は21.9%上昇と、2008年4月以来の大幅な伸び。豚肉価格が135.2%上昇した。

  変動の大きい食品とエネルギーを除くコアインフレ率は1%と、10年以来の低水準となった。

  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のエコノミスト、邢兆鵬氏は「コアCPIが10年ぶりの低い伸びに鈍化したことは、供給よりも需要が大きく影響を受けたことを示唆する」と指摘。「新型コロナウイルス感染症(COVID19)の世界的な拡大に伴い外需の減少も見込まれるほか、最近の原油価格急落を受け、経済の不透明性だけではなくデフレ見通しも強まっている」と述べた。

原題:China Inflation Slows in February, Factory Deflation Returns (1)(抜粋)

(2段落目以降に詳細や市場関係者のコメントなどを追加して更新します)
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