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【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたい厳選ニュース

  • 米国株急落、米銀行監督当局が共同声明、原油も大幅安
  • 信用リスク指標急上昇、新型コロナには協調対応が必要

新型コロナウイルス感染拡大の影響で日本ではマスクの品薄・価格高騰が問題になっていますが、米国では手指消毒剤が品不足となり価格が上昇しています。そうした中、ニューヨーク州のクオモ知事は州独自で手指消毒剤を生産すると発表。政府機関や学校などに配布する方針を示しました。同州で確認された感染者数は142人に増加しています。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

取引停止

9日の米国株相場は急落。取引開始直後に下落率が7%を超え、全ての株式取引を一時停止する「サーキットブレーカー」が発動した。取引は15分後に再開されたが、午後も軟調な展開が続き、終値でS&P500種株価指数は7.6%安、ダウ工業株30種平均は2000ドルを超える下げとなった。この日は欧州株も大幅安。主要株価指数が軒並み弱気相場入りした。

顧客と協力を

新型コロナの感染拡大を受け、連邦準備制度理事会(FRB)など米銀行監督当局は共同声明を発表。金融機関に対し、「打撃を受けた地域社会の借り手や他の顧客と建設的に協力」するよう求めた。共同声明を発表したのはFRBのほか、連邦預金保険公社(FDIC)や消費者金融保護局(CFPB)など。

29年ぶり

9日は原油先物相場も急落。新型コロナ感染拡大で需要減少が見込まれる中、サウジアラビアとロシアが市場シェア獲得のため増産姿勢を示したことが手掛かり。ニューヨークのウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は25%安で終了。下落率は湾岸戦争が起きた1991年1月以来、約29年ぶりの大きさとなった。ロンドンの北海ブレント5月限も24%下落した。

信用リスク指標が急上昇

社債の知覚リスクを測る信用デリバティブ(金融派生商品)の指標が9日、リーマン・ブラザーズ・ホールディングス経営破綻以来の急上昇となった。新型コロナの感染拡大に加え、原油価格の急落で世界の金融市場に衝撃が広がった。米経済がリセッション(景気後退)入りするとの懸念が強まる中、信用市場のリスクを避ける動きが強まっている。

協調して対応を

資産家のレイ・ダリオ氏は、新型コロナによる経済への影響に対応する上で中央銀行が利用できる手段は極めて限られていると指摘。財政・政治による協調対応が必要になるとの見解を示した。また独アリアンツの主任経済顧問であるモハメド・エラリアン氏も、新型コロナが気低迷をさらに深めないよう、世界の政策当局は可能な手段を総動員するだろうと述べた

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