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米国株先物急落、S&P500種先物5%下落しCMEの取引制限発動

  • CMEのルールは前営業日基準価格から5%超の下げを制限
  • 前回の発動はトランプ氏の大統領選勝利報道受けた2016年11月
A woman carries a red umbrella while walking along Wall Street near the New York Stock Exchange.
A woman carries a red umbrella while walking along Wall Street near the New York Stock Exchange. Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

アジア時間9日午前に米株価指数先物が相次ぐ売り注文で急落し、前営業日終了時点の基準価格から5%を超える下げを制限するシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のルールが発動された。

  S&P500種株価指数Eミニ先物はニューヨーク時間8日午後8時5分(日本時間9日午前9時5分)時点で2819と、6日の取引最後の30秒間に計算された基準価格から5%下落した水準となった。この取引制限では、その水準を下回る価格での取引はその後のオーバーナイト取引で実行できなくなるが、それ以上の価格での取引は認められる。

  TDアメリトレードのチーフ市場ストラテジスト、JJキナハン氏は電話インタビューで取引制限措置について、「冷静な考えを広める。オーバーナイト取引では、売買される商品があまりないだけに、特に良い措置だ。久しく発動されていないルールだが、効果的であることが証明されている」と語った。

  同ルールが前回発動されたのは、トランプ大統領の当選が報じられた2016年11月8日夜。先物価格は真夜中ごろまで前日の基準価格を5%下回る水準で推移し、その後上昇に転じていた。

A 5% price limit for S&P 500 futures stands at 2,819

原題:Deepening Rout in U.S. Stock Futures Triggers Limit Down Rules (抜粋)

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