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米国株の調整色深まる、S&P500種先物急落でアジア市場大荒れか

  • サウジは原油価格引き下げ決定で原油急落、価格競争懸念
  • S&P500種先物は一時は4.4%安、値幅制限に接近

先月半ば以降に相場が10%余り下げている米国株市場で、株価指数先物がアジア時間9日に大幅安となっている。新型コロナウイルス感染拡大を巡る不安に加え、サウジアラビアが原油価格の引き下げを決めたのを受けて原油価格が急落し、市場心理を悪化させた。

  原油価格は20%を超える下げとなり、1991年の湾岸戦争以降で最大の下げ。エネルギー株や資源株はS&P500種株価指数構成銘柄の約5%を占めるだけだが、原油価格急落は新型コロナ問題で悪化する投資家心理に追い打ちをかけている。

  新型コロナ感染者数が世界で10万8000人を超え、死者は3700人余りに上る中、各国の市場は大荒れの展開が続いている。米株式市場ではここ2週間、1日当たりの売買高が100億株以上に上り、株価変動を示す指標は9年ぶりの高水準に達した。ストラテジストらは年内の企業利益予想を下方修正し始めている。

  ニューヨーク時間8日午後7時22分(日本時間9日午前8時22分)現在、S&P500種先物は4.1%安。一時は4.4%安と、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の5%の値幅制限に接近した。

S&P 500 futures plummet at the start of trading Sunday

原題:Correction Deepens in U.S. Stock Futures Pointing to Rough Open (抜粋)

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