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北朝鮮が飛翔体発射-コロナ対策に世界が追われる中で挑発行為

更新日時
  • 弾道ミサイルとみられ、日本のEEZ外に落下と推定-安倍首相
  • 発射は3月2日以来、今年に入ってから2回目

北朝鮮は9日、短距離弾道ミサイルと見られる飛翔体を日本海に向け3発発射した。同国によるミサイル発射は3月2日以来で今年に入って2回目。世界各国の指導者が新型コロナウイルス対策に追われる中で、地域の安全保障上の懸念を高める行為を続けている。

  韓国国防省によると、飛翔体は北朝鮮咸鏡南道の宣徳に近い沿岸地域から発射され、飛行距離は約200キロ、最高高度は約50キロ。青瓦台(大統領府)は今回の挑発行為について、「朝鮮半島の平和定着」努力を阻害するものだと指摘した。

  安倍晋三首相は9日の参院予算委員会で、午前7時34分から35分ごろ、複数の弾道ミサイルとみられるものが発射され、いずれも日本海の排他的経済水域(EEZ)外に落下したと推定されると語った。付近を航行する航空機や船舶などへの被害報告は確認されていないという。

  安倍首相はその上で、「北朝鮮の行動はわが国と地域の平和と安全を脅かすものであり、わが国も含め国際社会全体にとっての深刻な課題」と述べた。

  今回発射された飛翔体は、1つの発射台から連射することで迎撃ミサイルを無効化する短距離弾道ミサイル「KN-25」か、それに近いものとみられている。北朝鮮は2日、2発の短距離弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射した。

  金正恩朝鮮労働党委員長は昨年12月31日、兵器の試験をこれまでは自主的に凍結していたが、今後はもう縛られないと表明していた。

    原題:North Korea Distracts From Virus Threat With New Missile Launch(抜粋)

    North Korea Launched Three Projectiles, South Korea Says(1)(抜粋)

      (安倍首相発言などを追加して更新しました)
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