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レバノン、外貨建て国債の支払い12億ドル見合わせ-デフォルト確実に

  • ディアブ首相が演説、外貨準備は極めて重大で危険なレベル
  • 債務の対GDP比170%、交渉での再編求めるーディアブ首相

レバノン政府は、9日に期限を迎える外貨建て国債12億ドル(約1260億円)相当の支払いを見合わせる計画を明らかにした。返済保留で同国初のデフォルト(債務不履行)になるのは確実となった。900億ドルに膨張した債務全体の再編についても、債権者に話し合いを求める意向だ。

  ディアブ首相はテレビを通じて演説し、「わが国の外貨準備は極めて重大で危険なレベルになり、政府は3月の外貨建て国債支払いを保留せざるを得なくなった」と国民に説明。「借り入れに依存して経済成長ができようか。借金まみれの国が真の意味で自由と言えようか」と問い掛けた。

Lebanese Bonds Sink to Record Lows

出所:ブルームバーグ

  レバノン全土に広がった抗議運動のあおりで前政権が退陣した結果、ディアブ首相が1月に就任。首相はこの日、国内総生産(GDP)に対する債務の比率は170%に達したと述べ、公的セクターにまん延した「汚職体質」を支えるために借り入れを続けるのは適切ではなく、可能でもないと話した。ディアブ政権は債権者との交渉を通じて、債務再編を目指すと表明した。

  レバノンの外貨建て国債は、国内銀行が140億ドル近くを保有している。

Lebanon's debt may approach 200% of GDP in next years

原題:Lebanon to Default on $1.2 Billion Payment, Seek Restructuring(抜粋)

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