コンテンツにスキップする
Subscriber Only

中国の物流、業務再開もフル稼働に至らず-人員不足や需要低迷

新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受けてきた中国の物流業界は徐々に業務を再開しつつあるが、大半の企業は全面稼働にまだ至っていない。新型ウイルス拡散で停滞・休業を余儀なくされた中国経済の正常化に向けた障害が浮き彫りとなっている。

  国家発展改革委員会(発改委)の当局者、高杲氏は6日の記者会見で、物流企業の60%超、輸送車両の約70%が2月末時点で再び稼働を始めたことを明らかにした。ただ、物流企業はフル操業となっていないところが多く、通常水準の半分にも満たない企業もあるとも指摘した。

  緩やかな再開にとどまっている原因として高氏は、14日間の隔離に伴うスタッフ不足や大半の産業が生産回復に手間取る中での輸送需要の低迷を挙げた。

  交通運輸省の当局者、劉小明氏は同じ会見で、「交通運輸業界は新型ウイルスによる影響を強く受け、旅客と貨物輸送量の両方が著しく減少した」と説明。鉄道と道路、航空、船舶の旅客輸送が2月に約80%減となり、貨物輸送量は26.5%減少、タクシーとライドシェア利用は85%減ったと明らかにしたが、どの時期との比較なのかは明言しなかった。

原題:
China Transport Sector Back at Work But Not at Full Capacity(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE