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【NY外為】ユーロが下落、リセッション懸念でー株高で円も軟調

更新日時

4日のニューヨーク外国為替市場ではユーロが主要10通貨に対して全般に下落。新型コロナウイルスの影響で欧州連合(EU)加盟国の一部がリセッション(景気後退)に陥るとの懸念から、ユーロ売りが広がった。世界的な株高を背景に円も軟調。一方、ポンドは上昇。英国との貿易交渉は順調に始まったとEU関係者が明らかにした。

  • ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%上昇。前日の幅広いレンジ内にとどまった。50日と100日、200日の移動平均線はそれぞれ1200ー1202近辺に集約されている
  • 豪ドルは主要10通貨の中で上昇率首位。オーストラリア準備銀行(中央銀行)が3日に政策金利を0.5%に引き下げたほか、昨年10-12月(第4四半期)の成長率が予想を上回ったことが買いを誘った
  • 円は主要通貨の大半に対して下落。世界的な株価上昇が影響した
  • イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー次期総裁がウイルス問題への協調的な対応を示唆したこともポンド買いの材料
    • 市場は3月の英中銀会合での0.25ポイント利下げを完全に織り込んでおり、0.25ポイントの追加利下げも約60%織り込まれている
Euro bumps up against key level against pound for a few days
  • ニューヨーク時間午後4時58分現在、ドルは対円で0.4%高の1ドル=107円54銭
  • ユーロはドルに対して0.3%安の1ユーロ=1.1135ドル。ポンドは対ドルで0.5%高の1ポンド=1.2872ドル
  • イタリア政府が全国の学校を3月15日まで休校にすると発表したことも、ユーロ売りの材料。同国の新型コロナウイルス感染拡大は欧州で最も深刻で、政府は対応策をさらに強化する
    • 短期金融市場は欧州中央銀行(ECB)が来週、利下げを実施することを確実視している

原題:Euro Slips on Recession Fear, Yen Hit by Stock Gain: Inside G-10(抜粋)

(最終ブレット2つを加え、更新します)
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