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資産家の新型ウイルスへの備え方-ワクチン入手を医師に打診する人も

  • ホーム・デポの共同創業者ランゴーン氏は専門家に直接電話
  • 英国から米アイダホ州の山小屋に避難する計画を立てる資産家も

米国では富裕層も新型コロナウイルスに備え始めているが、その行動はさまざまだ。自身の名前を冠した病院に電話をかけて専門家の意見を聞く人もいれば、山小屋にこもる準備をする人もいる。

  ホーム・デポの共同創業者、ケン・ランゴーン氏(84)はトランプ大統領の記者会見をテレビで見て、メディアは新型ウイルスのリスクを強調しすぎているのではないかと感じたという。しかし、同氏はその後、冬の間滞在しているノースパームビーチから、ニューヨーク大学ランゴーン医療センターの責任者と専門家トップの2人に電話をかけたという。

  ランゴーン氏は、「現在のところ、タチの悪いインフルエンザだ」と言うのが専門家らの見解だと語った。同氏は予定があるため、月内にニューヨークに戻る計画だという。万一、体調を崩したら同医療センターにかかる予定だが、特別な治療を受けられるとは思っていないと述べた。

  資産家も庶民と同じく、平静な人もいれば不安に駆られる人もいる。ただ、プライベートジェットで脱出したり、世界的に著名な専門家に電話をかけたりできるほか、高度医療にアクセスが可能という利点もある。

  コロラド州アスペンで訪問医療を行っている医師、ティム・クルーズ氏は富裕層からワクチンが入手できないか尋ねられることを明らかにした。

  投資産家数人が参加したマンハッタンのパーク・アベニューの超高級集合住宅(コーポラティブハウス)で建設組合長を長く務めていた資産家、チャールズ・スティーブンソン氏は英国南部のサウサンプトン市に滞在している。

  同氏は「今のところ、新型ウイルスは近くで発生していないし、心配していない」とした上で、「住民らに感染した場合はここを脱出」し、米アイダホ州の山小屋に閉じこもると述べた。家族が同行するかは個々の判断に任せるという。

原題:Can We Get a Vaccine Early? How the Rich Prepare for Outbreak(抜粋)

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