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「流動性クランチ」警戒、ブラックロックがクレジット投資判断引き下げ

米投資運用会社のブラックロックは、クレジット投資に対する見方を「オーバーウエート」から「ニュートラル」に引き下げた。経済の先行きが見通しにくくなったことが理由という。

  ブラックロックは「流動性クランチ、もしくは金融コンディション悪化の兆候がないか、目を光らせている」と2日付のリポートで説明。バリュエーションの高さを理由に世界の投資適格級の債券をアンダーウエートとし、安定した金融政策と「成長曲線見通し」を理由に高利回り債をオーバーウエートとしたという。

  全体についてニュートラルを維持した理由として、「利回り不在の時代において、クーポンが最大の収入源となっている。国債利回りが過去最低付近にある現況ではなおさらだ」と説明した。

  新型コロナウイルスの問題が長期化すれば、「特に欧州と中国で、多数の中小企業がキャッシュフローのひっ迫する状況に陥りやすくなる」と警告。情報技術や自動車、資本財を中心に世界のサプライチェーンに実質的なリスクが及ぶとみているという。

原題:BlackRock Cuts Credit to Neutral, Sees ‘Liquidity Crunch’ Risk(抜粋)

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