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債券は下落か、米長期金利反転で売り先行-10年債入札に不安との声も

債券相場は下落が予想されている。主要国による新型コロナウイルス問題への協調的な政策対応期待を背景に、前日の米国市場で株価が大幅反発し、長期金利が上昇に転じた流れを引き継ぎ、売りが先行する見通し。この日に実施される10年利付国債入札は足元の金利低下で需要を不安視する声も聞かれている。

長期国債先物(3月物)153円60銭台前半~153円90銭台後半か(前日153円88銭)
新発10年物国債(357回債)利回りマイナス0.15%~マイナス0.12%程度か
(前日マイナス0.14%)

  先物夜間取引で3月物は軟調な推移となり、一時153円63銭まで下落。その後はやや値を戻して、結局は前日の日中取引終値比6銭安の153円82銭で引けた。

市場関係者の見方

東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジスト

  • きょうの債券相場は下押し後に切り返すと予想
  • 10年債入札には不安が残るだろう
  • 予防的措置を含めて日米欧の金融当局が追加緩和に踏み込む蓋然(がいぜん)性は以前より高くなったことは間違いない
  • 一方、前日の国債買い現先オペ実施は追加緩和のシグナルとまでは言えないだろう
  • 先物中心限月の予想レンジは153円64銭~153円99銭
長期国債先物3月物の夜間取引推移

10年債入札

  • 発行予定額は2兆1000億円程度、前日の入札前取引はマイナス0.14%程度
  • BNPパリバ証券の井川雄亮債券ストラテジスト
    • 日銀の10年金利目標レンジ(マイナス0.2%~0.2%)が意識されるようになっているため、アウトライトの買いはできればマイナス0.12%まで待つべきだ
  • 備考:過去の10年債入札の結果一覧

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