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新型肺炎買い占め、即席麺は早くも解消か-日清食品「在庫問題なし」

新型コロナウイルスの感染拡大でインスタントラーメンが一部の店舗で品薄となった問題は、メーカーの増産対応などで早くも収束に向かう可能性が高い。

Shoppers Snapp Up Toilet Paper And Sanitization Products Amid Virus Fear

トイレットペーパーなどの商品が消えたドラッグストアの店頭(28日、都内)

Photographer: Kentaro Takahashi/Bloomberg

  業界最大手の日清食品ホールディングスは、消費者の需要の伸びを受けて注文が増加傾向にあるとしながら、既に国内5工場をフル稼働させる増産体制を取っており商品の在庫に問題はないとの見方を示す。

  同社広報担当の松本知直氏は、特定の店舗で消費者の購入が集中し一時的に品切れになることはあっても「作って追いつかない状態ではない」と指摘。地域やスーパー、コンビニなど業態ごとでも状況は違っており、店頭在庫のレベルの問題だとの見方を示した。

  ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスが運営するスーパーマーケット「マルエツ」の晴海3丁目店(中央区)では、先月27日や28日夜にはトイレットペーパーとともにインスタントラーメンなども売り切れとなっていたが、3月2日午後の時点ではインスタントラーメンは棚に並んでいた。

  「マルちゃん」シリーズを展開する東洋水産でも受注が急増しており、増産で対応している。注文が増え始めたのは先週半ば過ぎからで安倍晋三首相が全国の小中高校への休校を要請した27日夕以降、急増したという。

  同社の広報担当者は、現状で手配できるすべてのトラックに最大量の製品を積載してもまったく足りないぐらいの注文がきているとし、現在の状況がいつまで続くかはわからないとした。

  新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国内ではドラッグストアやスーパーマーケットなどでマスクやトイレットペーパーなどが売り切れとなり、棚が空になる状況が生じていた。

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