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仙台市で新型コロナ感染者を確認、東北初の発生-新潟や高知でも

更新日時
  • 仙台市感染者はクルーズ船乗客の70代男性、重篤ではない
  • 新潟は海外渡航歴ない60代男性、高知は30代の女性看護師

仙台市は29日、市内在住の70代の男性1人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表した。男性はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号の乗客で、東北地方での感染者発生は初めてとなる。

  仙台市の発表によると、男性はクルーズ船内のウイルス検査では陰性で、20日に下船。23日から同市が厚生労働省の依頼で健康フォローアップを行ってきた。28日に微熱とのどの痛みの症状が出たため、感染症指定医療機関に入院し、検査を実施したところ、29日朝に陽性が確認された。男性の状態は落ち着いており、重篤な状況ではないという。

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仙台市中心部のアーケード商店街

  感染した男性の濃厚接触者となる家族1人を同時に検査したが、陰性と判明した。男性はクルーズ船を下りた後、公共交通機関で移動。移動中はマスクを着用しており、仙台市は他に濃厚接触者はいないとした。

  仙台市では、政府からの学校要請を受け、3月2日から24日まで市立学校を臨時休業とすることを決めている。

  新潟県でも29日、同県初の感染者が確認された。新潟市の発表によると、感染したのは親の介護のため、東京から帰省していた60代の男性。発熱やせきなどがあり、26日に医療機関を受診し、症状が続くことから28日の再受診の際に医療機関が保健所に相談し、検体を採取していた。男性に海外渡航歴はない。

  高知県の29日の発表によると、高知市に住む30代女性看護師の感染が確認された。13日に咽頭痛を発症、医療機関での抗生剤投与で一時回復したが、18日以降にせきや微熱、再度の咽頭痛の症状が出て再受診した。経過観察後、28日に医師が保健所に相談し、陽性を確認したという。15-16日に大阪府へ旅行した以外は県外に出ておらず、海外渡航歴もない。現在は入院加療中としている。

(高知県の発表内容を追記します)
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