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Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

日経平均2万2000円割れ、ウイルス感染拡大で景気懸念-ほぼ全面安

更新日時
  • ブラジルで初の感染例、マイクロソフトは売り上げ見通しを下方修正
  • 日経平均VI31.4超える、日本株は一段安もと三菱モルガン藤戸氏
Employees work at the Tokyo Stock Exchange (TSE), operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), in Tokyo, Japan, on Friday, Dec. 28, 2018. Japanese shares fell, with the Topix index capping its worst annual performance since 2011, in a year that saw U.S.-China trade tensions deal a heavy blow to investor sentiment.
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

27日の東京株式相場は大幅続落。新型ウイルスの感染が新たな地域に広がり、世界景気への影響が意識された。業績が悪化すると懸念された電機株が安く、空運や証券株の下げが大きかった。東証1部銘柄の95%が下げ、ほぼ全面安になった。

  • TOPIXの終値は前日比38.11ポイント(2.4%)安の1568.06
  • 日経平均株価は同477円96銭(2.1%)安の2万1948円23銭
    • 終値が2万2000円を下回ったのは昨年10月11日以来

〈きょうのポイント〉

Trading At The NYSE As U.S. Stocks Fluctuate Amid Coronavirus Concern

26日のニューヨーク証券取引所

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

  東海東京調査センターの関邦仁ストラテジストは、中国の新型ウイルス新規感染者より海外の新規感染者の方が多くなり、世界景気への警戒感から「いったんヘッジ目的で先物を売っていた投資家が現物も売り始めており、リスクを削減する動きが広がった」と話した。

  取引開始前から米S&P500種Eミニ先物が下落し、投資家心理を悪化させた。日経平均は一時581円(2.6%)安の2万1844円に下げた。日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は30を上回った。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジストは、1-3月期企業業績の下方修正リスクが意識される中で「日経平均VIが節目の30を超えると、日本株は一段と下落する可能性がある」と話していた。

  りそなアセットマネジメントの下出衛チーフストラテジストは、「米金融当局による金融緩和への期待があったが、病気の世界的流行に金融緩和が効果をもたらさないと市場はみている」と述べていた。

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