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日本株は続落、ウイルスの世界的な感染拡大を警戒-全業種安い

更新日時
  • CDCは米国内での感染拡大に注意喚起、韓国では感染者1000人突破
  • 米国株は連日の大幅安、米10年債利回りは一時過去最低を付ける

26日の東京株式相場は続落。中国国外の新型コロナウイルス感染拡大でパンデミック(世界的大流行)への警戒感が高まり、景気や業績の回復が遅れるとの見方が広がった。米金利低下を受けた銀行のほか、サービスなど全業種が安い。

  • TOPIXの終値は前日比12.09ポイント(0.7%)安の1606.17
  • 日経平均株価は同179円22銭(0.8%)安の2万2426円19銭

〈きょうのポイント〉

  • 米当局、市中感染は時間の問題-ブラジルで初の陽性なら5大陸目に
  • 韓国の新型ウイルス感染者、1000人突破-在韓米軍兵士1人も陽性
  • 中国が低利融資や減税、中小企業を支援-人民銀も7.8兆円供給へ
  • 25日の米国株は大幅続落、米10年債利回りは一時1.3055%と過去最低付ける
Final Trading Day Before Super Golden Week Holiday

東証内

Photographer: Keith Bedford/Bloomberg

  三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは「米国での新型ウイルスの感染リスクが高まったことで、市場は感染のピークアウト後ずれを織り込み始め、世界経済への影響が懸念された」と話した。

  取引開始後から午前半ばまでは下げ幅を広げる展開。TOPIXは一時昨年10月以来となる1600ポイント割れ、日経平均も477円安となった。その後は政策期待や米国株先物の上昇、為替相場が円安に振れたことから下げ幅を縮小した。市川氏は「日経平均は200日移動平均線が下値サポートとなっている。2万2000円台で踏みとどまれるかが今後の焦点」と指摘した。

  企業業績のモメンタムを示すTOPIXベースのリビジョンインデックスが再度マイナス幅を広げ、下方修正が増える様相を呈している。アセットマネジメントOneの淺岡均シニアストラテジストは「新型ウイルスが終息しても業績が持ち直すには時間がかかる可能性がある」とみる。

東証1部売買代金は2日連続で3兆円超

  ウイルスの感染拡大が業績を押し下げるとみられる銘柄が売られ、インバウンド関連が多いサービス、出控えでのキャンセルが予想される空運、生産停止で荷動き鈍化が見込まれる海運が業種別下落率上位。

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