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JPモルガンは「積極的に」買収を検討-ダイモンCEO

更新日時
  • 規制当局の一段と緩和的な姿勢を受け以前よりも買収意欲高める
  • 20年通期純金利収入の予想引き下げ-金利低下の影響免れず

米銀大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は25日、事業全般で買収を「積極的に」検討していると述べ、他の米銀ではないあらゆる事業を買収する可能性があることを明らかにした。

  ダイモンCEOは同行がニューヨークで同日開催した投資家向けイベントで、規制当局の一段と緩和的な姿勢を受けて、過去数年よりも買収意欲を高めていると語った。

Key Interviews At The JP Morgan Global China Summit

ジェイミー・ダイモンCEO

撮影:ジュリア・マルキ/ブルームバーグ

  JPモルガンが昨年、米銀史上最高益を記録したことについては、信用コストが異例の低さだったことが寄与したと説明。2020年は「厳しい年」になると述べ、期待の抑制を図った。同行はプレゼンテーションで、競合他社を上回る近年の実績などを強調する一方、直面している複数の課題に対して慎重姿勢も示した。

  ダイモン氏は「アップルやアマゾン・ドット・コム 、 フェイスブック、グーグル、微信(ウィーチャット)、アリペイから何らかの形で攻勢を受けるだろう」と述べ、決済など分野で競合する可能性を示唆。「M&Aに関しては、われわれは極めて創造的になるべきだ」と付け加えた。

2020年通期見通し  

  同行は2020年通期の最新見通しで、純金利収入が前年比で小幅減少し570億ドル(約6兆2800億円)になるとの予想を示した。金利低下の影響で、従来型の融資事業が圧迫されていことが背景にある。

  有形自己資本利益率(ROTCE)の目標は17%で据え置き。業務粗利益に占める営業経費の比率を示す経費率(OHR)については、中期的に55%を下回ると予想した。

Halting Streak

A drop in JPMorgan's net interest income would end a six-year climb

Source: Company filings

Note: 2020 figure reflects company's estimate of $57+ billion.

原題:Dimon Says JPMorgan Is Looking ‘Aggressively’ at Acquisitions (抜粋)

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