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Photographer: NICOLAS ASFOURI/AFP

香港株、世界株との比較で16年ぶり低水準近辺-新型肺炎や抗議デモで

  • 中国本土株の指標CSI300指数との比較では3年ぶり低水準
  • 香港は新型ウイルス感染拡大前から既に悲観的な見通しに直面
Stock price movements are seen on a screen at a securities company in Beijing on May 6, 2019. - China's key stock indices plunged more five percent on May 6 after US President Donald Trump threatened to hike tariffs on Chinese imports, potentially derailing high-level trade talks as they enter their final phase. (Photo by Nicolas ASFOURI / AFP) (Photo credit should read NICOLAS ASFOURI/AFP/Getty Images)
Photographer: NICOLAS ASFOURI/AFP

香港株の投資家は、世界の他の株式との比較で、16年間で最低に近いパフォーマンスに見舞われている。昨年の抗議デモで経済が既に動揺している上に、新型コロナウイルスの影響への懸念が高まっているためだ。

  24日に米株式相場が急落したにもかかわらず、香港株の指標であるハンセン指数は、MSCIオールカントリー・ワールド指数との比較で2004年以来の低水準近辺にとどまっている。中国本土株とのデカップリング(非連動)も見られ、ハンセン指数は中国本土株の指標であるCSI300指数の比較で3年ぶり低水準に低下した。

  香港は新型ウイルス感染拡大前から既に悲観的な見通しに直面。数カ月にわたる政情不安を受け、香港経済はリセッション(景気後退)入りした。観光客が減少し、小売業が苦戦しているほか、新型ウイルスが中国企業の業績に及ぼす影響を巡る懸念が、香港上場の中国本土株の重しとなっている。

Hong Kong stocks are near the lowest since mid-2004 relative to global peers

  パートナーズ・キャピタル・インターナショナルの最高責任者、温天納(ロナルド・ワン)氏は「香港はかなりバランスを欠く経済であり、小売業や観光業などのセクターに大きく依存している。本土からの訪問者減少のため、これらのセクターは新型ウイルスから大きな打撃を受けるだろう」と指摘。「現時点ではリスクが高い市場だ」との見方を示した。

原題:Hong Kong Stocks Are at Lowest Versus World Since 2004 (1)(抜粋)

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