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債券は大幅上昇、リスク回避の買いで先物は4年ぶり上昇幅

更新日時

債券相場は大幅上昇。先物は4年ぶりの大幅高となったほか、長期金利は2019年11月以来の低水準を付けた。新型コロナウイルスの影響拡大への懸念から米長期金利が大きく低下し、内外の株価が急落したことを受けてリスク回避の買い圧力が強まった。

  • 長期国債先物3月物の終値は前週末比58銭高の153円48銭。ブルームバーグによると、上げ幅は2016年以来の大きさ。一時153円51銭と中心限月ベースで昨年11月以来の水準まで上昇
  • 新発10年債利回りは4ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.105%と昨年11月以来の低水準

市場関係者の見方

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

  • 先物が上値抵抗線だった153円30銭を抜けてきたことで、投資家が買い戻しを余儀なくされている
  • 昨日の米市場でも中期債が強く、相対的に中期ゾーンの妙味が増していることも買い材料
  • オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)は今後2年で1回の日銀利下げを織り込んでおり、利下げヘッジで中期債を買う動きが強まると中期主導でブルフラット化が加速しやすくなる
長期国債先物3月物の日中取引推移

国債買い入れオペ

  • 対象は残存1年以下、10-25年、25年超、物価連動債で、買い入れ額はいずれも前回オペから据え置き
  • 残存10-25年、25年超の応札倍率は前回から低下し、売り圧力の弱まりが示された
  • 備考:日銀:国債買い切りオペ一覧 (表)

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.205%-0.215%-0.105%0.205%0.330%0.350%
前週末比-4.0bp-5.0bp-4.0bp-1.5bp-1.0bp-1.0bp
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