コンテンツにスキップする

麻生財務相、中国のデジタル人民元構想への懸念表明-G20後に会見

麻生太郎財務相は23日、中国が計画しているデジタル人民元について、発行する前に取り組むべき課題はなお多いとし、世界に警告を発した。中国はデジタル通貨を年内に導入するとみられている。

  麻生財務相は20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれたサウジアラビアの首都リヤドで記者会見し、「中銀が発行するデジタル通貨は、よほどきちんとした規制をしたものでなければ危険が大きい」と指摘。「少なくとも今の段階での発行は『ちょっと待ってくださいよ』」と言わざるを得ないと話した。

  同日採択されたG20の声明には、デジタル通貨に伴うリスクを精査し、発行前に適切に対処すべきだとの見解が盛り込まれた。

  麻生氏は、中国が突然デジタル通貨を止めて世界経済に混乱を引き起こす事態は断固避けなければならないとし、各国にそのリスクを認識するよう呼び掛けた。中国の巨大経済圏構想「一帯一路」政策などとも絡むと複雑な話にもなり得るとの見方も示した。

U.S. Dollar Remains Dominant Currency

Japanese officials are closely watching the rise of the yuan

Note: Share as a global payments currency. Source: SWIFT.

原題:
Japan’s Aso Expresses Concerns Over China’s Digital Yuan(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE