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【NY外為】ドル下落、米企業活動の縮小示す指数を嫌気-円は反発

21日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが主要10通貨の全てに対し下落。米企業の活動縮小を示す経済指標が示され、新型ウイルスが米経済への逆風となりつつある兆候と受け止められた。円は前日の10カ月ぶり安値から持ち直したが、週間ベースでは2018年以来最大の下げとなった。

  • ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.4%低下
    • 早い時間には4カ月ぶり高水準となっていた
    • ドルは幅広い通貨に対し売られたが、特にスウェーデン・クローナとポンドに対しての下げがきつかった。ニュージーランド・ドルとオーストラリア・ドルは米ドルに対し今週初めての上昇
  • 金や米国債といった安全資産が大幅上昇。米マークイット総合購買担当者指数(PMI)が活動の縮小を示した後、10年債利回りは昨年9月以来最低の水準、30年債利回りは過去最低となった
    • IHSマークイットが発表した2月の米総合PMI速報値は前月比3.7ポイント低下し49.6と、13年10月以来の低水準。ウイルス流行でサプライチェーンが打撃を受け、企業が発注を控えたことが影響
  • ニューヨーク時間午後4時30分現在、ユーロはドルに対して0.6%高の1ユーロ=1.0849ドル
    • ユーロは米国時間に上げ幅を拡大。2月のユーロ圏の総合PMIが予想に反して経済活動拡大ペース加速を示したことで騰勢が増した。ただアナリストは、ウイルスの影響を巡る「嵐の前の静けさ」が数値に反映されていた可能性があると注意を促した
Dollar drops as data shows gauge of U.S. business activity shrank
  • ドルは対円で0.5%安の1ドル=111円59銭

    • ドルは週間ベースで1.7%高、2018年7月以来の大幅上昇
    • 黒田日銀総裁は新型肺炎に言及。日銀は必要があればためらわず対応するが、まだそうした段階ではないと述べた
  • ポンドはドルに対し0.6%高の1ポンド=1.2959ドル。ただ週間ベースでは下げた

原題:
Dollar Drops as Business Gauge Slumps; Yen Rises: Inside G-10(抜粋)

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