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日本株、下落は買いの好機か-ファーストステートのリ氏は投資拡大

  • リ氏は消費や電子商取引、電子部品、機械セクターの銘柄を選好
  • 「極めて短期的に」打撃受ける可能性、長期的な影響は限定的とリ氏
JAPAN-STOCKS
Photographer: KAZUHIRO NOGI/AFP
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Photographer: KAZUHIRO NOGI/AFP

この数週間の日本株の状況は厳しいものだったが、ファーストステートのFSSAインベストメント・マネージャーズのファンドマネジャーを務めるソフィア・リ氏にとって株安はさらに買いを入れる理由となった。

  新型コロナウイルスの感染拡大に関するニュースを受けて東証株価指数(TOPIX)が下落する中、リ氏は消費や電子商取引、電子部品、機械セクターの銘柄を買い増した。同氏が運用する「ファーストステート・ジャパン・エクイティー・ファンド」の過去1カ月のリターンはマイナス7.6%だったが、より長期的な運用成績は堅調で、この3年にわたり同業の99%より好成績を達成している。

  同氏は、日本で新型ウイルスの感染がさらに広がれば「短期的な市場の動きが不安定になりかねない。経済成長は予想を下回り、政府の刺激策が中国ほど強力なものとなる公算は小さいためだ」と指摘。ただ、「極めて短期的に」企業収益が打撃を受ける可能性はあるものの、長期的にみれば企業のファンダメンタルズへの影響は限られるはずだとの見方を示し、中国株は既に新型ウイルスを発端とした下げをほぼ全て帳消しにしていると説明した。

Equity losses in Japan have eclipsed those in China since virus fears began

  新型ウイルスの人から人への感染が確認され、市場などへの影響を巡る懸念が強まった1月20日以来、TOPIXのパフォーマンスはアジアの株価指標で最悪クラスとなっている。ここ数日は辛うじて上昇したが、その前は7営業日続落と昨年5月以来の長期の下げ局面となっていた。

原題:For Top Japan Fund, Sell-Off Meant Time to Buy Consumer Stocks(抜粋)

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