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Photographer: Buddhika Weerasinghe
Cojp

日産、新型肺炎の感染拡大で中国外の広範な地域で生産調整見込む

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中国での生産の大部分を停止している日産自動車は、中国で生産する自動車部品が今後不足してくることから、米国など他地域でも生産調整を余儀なくされる可能性が浮上している。

  日産は仏ルノーとの協業を通じ、他の国内自動車メーカーと比べて早くから部品の中国内での現地調達を進め、海外にも輸出し自社の車両生産に活用してきた。関係者の1人によると、現状では感染の中心地である湖北省から800以上の部品を調達している。

  この関係者によると、地元政府が操業再開のタイミングとして示唆している2月21日以降も湖北省内の工場で休業が続けば、ブレーキホースからエアコン関連部品まで多岐にわたる部品の在庫が尽きるという。そうなった場合、日本国内の工場が早ければ23日にも停止するほか米国やアジア、欧州など幅広い地域にも影響が広がる可能性があると述べた。  

Supply Chain at Risk

Auto component imports from China as a share of total car-part imports

Source: Fitch Solutions Group Ltd.

  日産広報担当の百瀬梓氏によると、感染拡大の影響で2月14と17日に日産自動車九州の工場で操業を一部停止、24日にも同様の措置を予定しているという。今後の計画についてはコメントを控えるとした。

  同社の内田誠社長兼最高経営責任者は13日の決算会見で、中国での生産について「状況は日々変化している」とし、2月半ば以降まで生産が再開できない状況を考えると「それなりの影響はある」と認識していると話した。日産九州以外に子会社の日産車体でも生産調整を予定しているという。

Car Trouble

Wuhan's Hubei province is China's fourth-largest car manufacturing hub

Souce: National Bureau of Statistics

Note: Only showing top 10 provinces

原題:
Virus Havoc Could Shut Down a Nissan Factory Half a World Away(抜粋)

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