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日本株は反発、アップル悪影響限定と円安-精密機器や電機高い

更新日時
  • 米アップル株は下げ渋り1.8%安、ナスダックは最高値更新
  • NY連銀製造業指数は伸び加速、円は1ドル=110円10銭台に下落
Virus Japan Markets GETTY Sub
Photographer: Kazuhiro Nogi/AFP via Getty Images
Virus Japan Markets GETTY Sub
Photographer: Kazuhiro Nogi/AFP via Getty Images

19日の東京株式相場は反発。連休明けの米国株がアップルの業績未達見通しを受けても大きく下げなかったほか、為替相場の円安も追い風となって業績懸念が後退した。HOYAなど精密機器や電機株が買われ、医薬品や通信も高い。

  • TOPIXの終値は前日比6.15ポイント(0.4%)高の1671.86-8日ぶり反発
  • 日経平均株価は同206円90銭(0.9%)高の2万3400円70銭-5日ぶり反発

〈きょうのポイント〉

  • 18日の米S&P500種株価指数は0.3%安、アップルは1.8%安
    • ナスダック総合指数は最高値
  • 2月の米ニューヨーク連銀製造業景況指数は12.9と伸びが加速
  • きょうのドル・円相場は一時1ドル=110円10銭台、前日の日本株終値時点は109円75銭
Final Trading Day Of The Year At The Tokyo Stock Exchange

東証

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは、中国での新型コロナウイルス流行による売り上げへの影響を警告したアップルに対し、「悪影響は一時的とのアナリストの見方が多かった。売り上げ警告の原因が明確とあって、昨日のアップル株や米国株は比較的落ち着いた動きだった」と述べた。

  昨日の米テクノロジー株の堅調やアジア時間19日の米株先物高から日本株は先物主導で反発した。市川氏は「2月に入って中国やブラジルなど各国で流動性供給や利下げが相次いでいる。金融相場が続いているため、下値を必要以上に警戒することはない」との見方を示す。

  もっとも、新型ウイルスの感染者数はなお増加傾向で、前日の下げ幅を取り戻せなかった。松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストは、新型ウイルスについて「米国では一時的な問題と楽観的だが、アジアでは実体経済に影響が出るのではないかという懸念がある。日本株は米国株ほどは戻りにくい」とみる。

8日ぶりの反発
  • 東証33業種では精密機器やゴム製品、海運、電機、医薬品、情報・通信が上昇
  • 鉄鋼や銀行、非鉄金属、ガラス・土石、輸送用機器は下落
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