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豪中銀、2月に追加利下げケース検討と議事要旨-豪ドル下げ拡大

更新日時
  • 新型コロナウイルス感染拡大で、年前半の輸出の伸び鈍化の見通し
  • 感染拡大と森林火災の影響、データ公表前のため現時点で評価難しい

オーストラリア準備銀行(中央銀行)が4日開いた政策決定会合で、追加利下げのケースが検討されたことが、中銀が18日に公表した議事要旨で明らかになった。住宅価格が上昇する中で、さらなる借り入れを促進する事態を避けるため、政策金利を据え置く決定が行われたという。

  議事要旨によれば、決定会合では新型コロナウイルス感染拡大の影響について、「2020年前半の輸出の伸びを鈍らせる」と予想される一方、感染拡大と夏季の壊滅的な森林火災が経済活動に与える間接的な影響は、データがまだ公表されておらず「評価が難しい」との認識が共有された。

  議事要旨では、豪中銀が緩和バイアスを維持し、金利が「長期にわたり」低水準にとどまる可能性が高いとの見通しが繰り返し示されたが、経済の先行きについては広く楽観的な見解が堅持された。

  議事要旨によると、「鉱業投資や住宅投資、消費の回復に支えられ、豪経済の成長は改善が見込まれる。短期的には森林火災の影響が一時的に国内の成長の重しとなったが、立ち直りに伴い、国内総生産(GDP)へのマイナスの影響は反転しそうだ」という。

  豪ドルの対米ドル相場は、議事要旨の公表を受け下げ幅を拡大し、一時0.3%安の1豪ドル=0.6695米ドルで取引された。公表前は0.6708米ドルだった。

原題:RBA Reviewed Further Rate-Cut Case, Worried About Borrowing (1)(抜粋)

(議事要旨の内容を追加して更新します)
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