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Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

世界のモノの貿易は弱さが続く公算大、新型ウイルスの影響で-WTO

  • WTOのモノの貿易指標は95.5、昨年11月時点の96.6から低下
  • 昨年7-9月の世界のモノの貿易は0.2%減、今年1-3月も減少か
The Soro Maersk container ship, operated by A.P. Moller-Maersk A/S, sails to Yangshan Deep Water Port in Shanghai, China, on Tuesday, July 10, 2018. China told companies to boost imports of goods from soybeans to seafood and automobiles from countries other than the U.S. after trade tensions between the world's two biggest economies escalated into a tariff war last week.
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

世界貿易機関(WTO)は17日、世界のモノの貿易について、向こう数カ月にわたり弱い状態にとどまる公算が大きいとの見通しを示した。中国の新型コロナウイルスによる混乱で、関税や不確実性によって既に鈍化していた国際貿易の流れが滞っている。

  WTOのモノの貿易指数は95.5と、昨年11月時点の96.6から低下。同指標が100の場合は次の四半期にかけて中期的トレンドに沿ったモノの貿易の伸びを示唆し、100を上回れば貿易が拡大、下回れば縮小の傾向を示すとされる。

Global trade in goods will likely stay weak in coming months

  WTOによると、昨年7-9月(第3四半期)の世界のモノの貿易量は前年同期比で0.2%減少した。

  報告書でWTOは、「鈍いスタートを切った今年は年初からここまでの世界的な健康への脅威やその他の状況によって一段と損なわれかねない」と指摘。さらに、「最新の指標は持続的な回復の兆候を示していない」として、「2020年1-3月(第1四半期)の貿易量は前年比で再び減少する可能性がある」と予想した。

原題:Slump in Global Goods Trade to Deepen With Coronavirus, WTO Says(抜粋)

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