コンテンツにスキップする

アマゾンのベゾス氏、気候変動対策で1兆円超のファンド設立

  • 「ベゾス・アース・ファンド」は同氏にとって過去最大の慈善投資に
  • アマゾンのエネルギー利用については一部社員からも批判の声

アマゾン・ドット・コム創業者のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は、気候変動の影響に取り組むための基金「ベゾス・アース・ファンド」を設立したと発表した。基金の規模は100億ドル(約1兆1000億円)から始め、数カ月以内に資金拠出を開始するとしている。

  ベゾス氏は17日、インスタグラムへの投稿で「大企業、中小企業、国家、グローバル組織や個人による共同行動が必要になる」と説明。「われわれは地球を救える」と述べた。100億ドルという額は、同氏の慈善目的の投資としては過去最大となる。

  ブルームバーグ・ビリオネア指数で見て世界一の富豪であるベゾスは、商品を迅速に届けるというアマゾンのニーズと、オンラインショッピングの急成長が環境に与える影響との間でバランスを取るよう圧力を受けている。同社は昨年、エネルギー利用に再生可能エネルギーが占める比率を現在の40%から、2024年までに80%、30年までには100%に引き上げるとの目標を明らかにしていた。

Amazon CEO Jeff Bezos Speaks At Air Force Association Air, Space & Cyber Conference

ジェフ・ベゾス氏

写真家:アンドリュー・ハラー/ブルームバーグ

  一方、同社の一部従業員はこの日、ベゾス氏の慈善活動を称賛するとした上で、アマゾンの事業運営方法に対する批判は変えないと表明。配送についてだけでなく、クラウドサービス用のデータセンターで使われるエネルギーも化石燃料業界を支えているとした。

原題:
Bezos Says He’ll Commit $10 Billion to Fight Climate Change (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE