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日本株大幅続落、米アップルが業績未達を見込む-電機中心に広く売り

更新日時
  • アップルは1-3月売上高未達示唆、中国業務正常化の遅れと需要減
  • 中国の新型コロナウイルス感染症例累計は7万2436件-17日時点
JAPAN-STOCKS
Photographer: BEHROUZ MEHRI/AFP
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Photographer: BEHROUZ MEHRI/AFP

18日の東京株式相場は大幅続落し、TOPIXは終値ベースでことしの安値を付けた。米アップルが新型コロナウイルスの感染拡大を理由に売上高ガイダンスの未達を見込んだため、業績の先行き不透明感が強まり半導体関連や電子部品、機械中心に広く売られた。

  • TOPIXの終値は前日比22.06ポイント(1.3%)安の1665.71
  • 日経平均株価は329円44銭(1.4%)安の2万3193円80銭

〈きょうのポイント〉

Apple Inc. Illustrations Ahead Of Earnings Figures

アップルのアイフォーン

Photographer: Gabby Jones/Bloomberg

  三菱UFJ国際投信・株式運用部の小西一陽チーフファンドマネジャーは「国内景気が良くない中、ウイルス感染の拡大で企業業績の回復が遅れ、来期業績にまで影響が及ぶのではないかとの懸念が出ている。投資家がリスク資産のウエートを落として状況を見極める動き」と述べた。

  アップルの発表を受け、昨年後半からの日本株上昇をリードしてきたテクノロジー関連株が売られた。「アップルの中国販売が低調なら他の企業も広く新型肺炎の影響を受けている恐れがある」と東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは指摘する。東証1部電機指数は33業種の下落率首位。TOPIXは昨年5月以来の7日連続安となり、終値ベースでことしの安値を更新した。

  半導体や電子部品などテクノロジー関連は「最も大きな業績回復が見込まれていたサブセクター。1-3月から回復の芽が出てくるとみられていたが、顧客先から足元の状況が明らかになり市場は先延ばしを改めて認識した」と、三菱U国際の小西氏。米の対中新規制も「運用が厳格化されればいったん片付いたとみられていた米中通商交渉が後戻りする心配がある」と同氏は言う。

終値ベースでことし安値
  • 東証33業種では電機や機械、情報・通信、建設、精密機器、化学が下落率上位
  • 空運のみ上昇
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