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債券は上昇、新型肺炎拡大やGDP大幅悪化で買いー利回りフラット化

更新日時

債券相場は上昇。新型肺炎の感染拡大で景気懸念が根強い中、昨年10-12月期の国内総生産(GDP)が大幅に落ち込み、リスク回避の買い圧力がかかった。超長期ゾーンの利回り低下が大きくなり、イールドカーブはフラット(平たん)化した。

  • 長期国債先物3月物の終値は前週末比9銭高の152円58銭。午前に152円63銭まで上昇、午後は152円50銭台でもみ合い
  • 新発10年債利回りは同0.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.04%
  • 超長期債が堅調。新発20年債利回りは0.24%、新発30年債利回りは0.37%と、それぞれ1.5bp低下

市場関係者の見方

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

  • 欧米金利低下や株安、GDPもかなり悪く、先行き不透明感などが重なって債券高。新型肺炎で消費が落ち、生産も厳しく、2四半期連続のマイナス成長もあり得る
  • 10年以下がマイナス金利のため、超長期債が選好されやすい。新型肺炎が長期化するリスクは無視できず、フラット化圧力は根強そう
  • ただ、日本銀行のマイナス金利深掘り観測は高まらず、あすの5年債入札への警戒感も強く、マイナス金利の中長期債が重い中で、先物の上値が抑えられた
長期国債先物3月物の日中取引推移

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.145%-0.135%-0.040%0.240%0.370%不成立
前週末比横ばい-0.5bp-0.5bp-1.5bp-1.5bp
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