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アジアのヘッジファンド、資金集めに苦戦-ウイルスでイベント開けず

Laboratory technicians work on testing samples from people to be tested for the COVID-19 coronavirus at a laboratory in Shenyang in China's northeastern Liaoning province on Feb. 12, 2020.
Laboratory technicians work on testing samples from people to be tested for the COVID-19 coronavirus at a laboratory in Shenyang in China's northeastern Liaoning province on Feb. 12, 2020. Photographer: STR/AFP
Laboratory technicians work on testing samples from people to be tested for the COVID-19 coronavirus at a laboratory in Shenyang in China's northeastern Liaoning province on Feb. 12, 2020.
Photographer: STR/AFP

アジアを本拠とするヘッジファンドは、今四半期の資金集めにあまり期待していない。新型コロナウイルスの流行で、欧米の投資家を例年引き寄せてきたイベントの延期やキャンセルが相次いでいるためだ。

  年金基金や大学の寄付基金、財団などにアドバイスするコンサルタント会社、アルボーン・パートナーズのアジア責任者、リチャード・ジョンストン氏によると、少なくとも10の顧客が今後数週間のアジア訪問を取りやめた。同社の顧客は合計で5500億ドル(約60兆4000億円)をヘッジファンドなど代替投資に振り向けている。

  中国でのコロナウイルスの新規感染例と死者数が急増する中で、投資家はアジア旅行を取りやめている。米国は中国への渡航制限に加え、アジア最大のヘッジファンド拠点である香港の警戒レベルを引き上げた。

  「少なくとも4月中ごろまでは訪問者はほとんどないだろう」とジョンストン氏は述べ、ファンドへの資金割り当てが進まない理由だと指摘した。

  2月下旬と3月は例年、資金配分の担当者がアジアを訪れるピークシーズンの1つで、投資銀行や大手資産運用会社が企画するイベントを軸にアジアを訪れ、合間に小規模ファンドと会合を持ったりする。

  クレディ・スイス・グループやシティグループは、 香港とシンガポールでの年次投資家会議をキャンセルまたは延期した。こうした会議には例年、域内や遠方から何千人もが参加する。また、香港を拠点とするPAGは域内最大のオルタナティブ投資家の1社だが、3月12日に香港で開く予定だったプライベート債務事業の投資家デーを延期したと、広報担当のティム・モリソン氏が述べた。

Farewell

Asia-based hedge funds lost a bigger chunk of their assets to redemptions last year

Sources: eVestment, Bloomberg calculations

Note: Numbers are calculated based on net redemptions at end-2019. AUM estimates are from eVestment.

原題:
Asia Hedge Funds Brace for Lean Times as Investors Stay Away (1)(抜粋)

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