コンテンツにスキップする

Tモバイル親会社、スプリント買収条件の再交渉望む-関係者

米携帯電話事業者TモバイルUSの親会社であるドイツテレコムが、スプリント買収条件の再交渉を望んでいると、事情に詳しい関係者が明らかにした。

  協議は非公開だとして関係者が匿名を条件に述べたところによると、スプリントの株価が2018年の提案時の水準を下回っているため、ドイツテレコムは価格引き下げを求めている。

  Tモバイルによるスプリント買収は、それぞれの親会社であるドイツテレコムとソフトバンクグループの双方にとって利点がある。ドイツテレコムは競争の激しい欧州の事業への依存を減らすことができ、ソフトバンクGの孫正義社長はテクノロジー投資とビジョン・ファンドに集中することができる。

  関係者によれば、再交渉は近く開始される見込み。米連邦地裁は今週、Tモバイルによるスプリント買収を承認し、合併実現への大きな障壁は取り除かれている。

  ソフトバンクGはコメントを控えた。ドイツテレコムはコメント要請に応じていない。

  スプリントの企業価値は下がったが、Tモバイルはスプリントの持つ無線周波数帯を必要としており、買収しなければ2年以内にも通信容量がひっ迫する恐れがあるため、ソフトバンクGにも交渉材料はあると関係者の1人が述べている。

  条件再交渉について英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が先に報じていた。

原題:T-Mobile Parent Is Said to Seek New Terms for Sprint Deal (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE