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アイルランド総選挙、シン・フェイン党躍進で混迷-政権の枠組み焦点に

  • 最大野党の共和党が45議席を獲得し、第1党となる見通し
  • シン・フェイン党との間に「著しい不一致」が存在すると共和党党首

8日投票のアイルランド下院選挙で、過激組織アイルランド共和軍(IRA)の政治部門を前身とするシン・フェイン党が躍進したことが、9日にかけて行われた開票の過程で明らかになった。

  アイルランド公共放送RTEは9日遅い段階で、野党第1党の共和党が45議席、シン・フェイン党が37議席、バラッカー首相率いる与党統一アイルランド党が36議席を獲得すると予測した。過半数に必要な80議席をいずれも大きく下回る見通しで、政権の枠組みが今後の焦点となる。

  共和党のマーティン党首は、機能する政府を発足させる責任を負うとしながらも、同党とシン・フェイン党との間に「著しい不一致」が存在すると発言。シン・フェイン党との何らかの合意の可能性をバラッカー首相も引き続き否定している。

  シン・フェイン党のマクドナルド党首はRTEとのインタビューで、「統一アイルランド党と共和党がわれわれを追い出したいと考えているとは驚くべきことだ。国民はまともな政府を望んでいる。一般市民に味方する党が政権を主導することを勤労者は期待している」と訴えた。

  

Sinn Fein's Surge

The party's vote share increased steadily since 2007

Source: Irish electoral data, 2020 exit poll

原題:Sinn Fein Surge Leaves Voters in Suspense With Count Ongoing (1)(抜粋)

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