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米雇用者数、1月は予想上回る22.5万人増-平均時給の伸び加速

更新日時

1月の米雇用統計では、雇用者数の伸びが加速し、賃金の増加ペースも持ち直した。雇用市場の耐久力をあらためて示し、米金融当局の利下げ休止決定を裏付ける格好となった。再選を目指すトランプ大統領にとっても一定の弾みとなりそうだ。

キーポイント
  • 非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比22万5000人増
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想全てを上回る
    • 予想中央値は16万5000人増
    • 前月は14万7000人増(速報値14万5000人増)に修正
  • 家計調査に基づく失業率は3.6%-半世紀ぶり低水準付近にとどまる
    • 予想中央値3.5%
    • 前月3.5%
  • 平均時給は前年同月比3.1%増
    • 予想中央値3%増
    • 前月は3%増(速報値2.9%増)に修正
U.S. unemployment rate ticks higher from a half-century low

背景

  • 過去データの年次改訂により、2018年の雇用者数は231万人増-従来の268万人増から下方修正
    • 17年と19年はいずれも約210万人増-強い数字に変わりはないが、オバマ前政権最終年の235万人増からはやや減速
    • 19年の雇用者数は月間平均17万5000人増

市場関係者の見方

  • ソシエテ・ジェネラルの米金利戦略責任者スバドラ・ラジャッパ氏:
    • 「堅実でむらのない数字だ」
    • 「幅広く見れば、これは雇用の見通しを変えるものではない」

詳細

  • 平均時給は前月比では0.2%増-予想0.3%増
    • 前月の0.1%増からは伸び加速
  • 雇用者数は広範に伸び、教育・ヘルスサービスが7万2000人増。運輸・倉庫は1年ぶりの大幅増
  • 季節外れの暖かさで、天候の影響を受けやすい業界も好調
    • 建設業は4万4000人増-1年ぶり大幅増
  • 製造業は1万2000人減-予想より大幅なマイナス、過去4カ月で3度目の減少
    • 自動車・同部品の落ち込み目立つ
  • 週平均労働時間は3カ月連続で34.3時間-過去10年の大半における最低水準に並ぶ
  • 労働参加率は63.4%に上昇-2013年以来の高水準
  • 民間部門の雇用者数は20万6000人増-予想15万5000人増
    • 政府部門は1万9000人増-昨年8月以来の大幅な伸び
  • 「U6」と呼ばれる不完全雇用率は6.9%に上昇-前月6.7%
    • U6にはフルタイムでの雇用を望みながらもパートタイムの職に就いている労働者や、仕事に就きたいと考えているものの積極的に職探しをしていない人が含まれる
  • 統計の詳細は表をご覧ください

原題:U.S. Jobs Top Estimates With 225,000 Gain, Wages Accelerate (3)(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します)
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