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任天堂、新型肺炎でスイッチや周辺機器出荷に遅れ-中国で製造

更新日時
  • リングフィットも遅延、「どうぶつの森」セットの予約開始も未定に
  • 事態長引けば業績に「不透明感も」-モーニングスター伊藤氏
Nintendo Opens The First Official Nintendo Store In Japan
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
Nintendo Opens The First Official Nintendo Store In Japan
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

任天堂は6日、新型コロナウイルスの影響により中国で生産しているスイッチ本体や周辺機器で、日本向けの生産や出荷の遅れが避けられない見通しだと発表した。

  日本では8日に予定していた人気ソフト「あつまれ どうぶつの森」が付属した本体セットの予約開始も未定とする。現在、品薄状態の「リングフィット アドベンチャー」も出荷が遅れる見込み。

Nintendo Opens The First Official Nintendo Store In Japan

新型肺炎が出荷や生産に影響

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  任天堂の広報担当者によれば、取引先の稼働状況次第では、日本国内で今後、スイッチが品薄になる可能性もある。2019年4-12月の国内販売比率は約24%。事態が長期化すれば、ベトナムでの日本向け生産も選択肢の一つになるという。米国や欧州向けには影響がない。

  任天堂は1月30日の決算発表で、スイッチ本体の今期(20年3月期)販売目標を1950万台(従来1800万台)に上方修正していた。連結営業利益予想は従来比15%増の3000億円に引き上げた。

  米国モーニングスターの伊藤和典アナリストは、年末商戦後の1-3月期はもともと売り上げ規模が小さく、利益も大半がソフト販売によるため、「今期の業績に与える影響はほぼない」と分析。ただ事態が長引けば、「不透明感が出てくる可能性がある」と述べた。

  古川俊太郎社長は決算会見で、スイッチの生産計画に影響が「少なからず出ている」と説明。ベトナムでも生産しているが能力が限られており、問題が長期化した場合は、出荷に影響が出ることも考えられるとしていた。

(今期のスイッチの販売計画を追加しました)
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