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アップルのニュースサービス事業責任者が辞任-有料サービス出足低調

  • 辞任したシメル氏は18年入社、元コンデナスト幹部
  • 昨年開始の有料雑誌新聞購読サービス、読者獲得に苦戦か

アップルのニュースアプリ事業責任者リズ・シメル氏が注目のサブスクリプション(定額制)サービス開始から1年足らずで辞任した。同サービスは有料顧客の獲得に苦しんでいるもようだ。

  事情に詳しい複数の関係者によると、同氏は雑誌出版社コンデナストの国際ビジネス担当社長を務めた後、2018年半ばにアップル入り。アップルでは広告主やニュース出版社との関係を監督していた。

  アップルはシメル氏の後任として出版界でよく知られている人材を採用する意向。関係者の1人が述べた。同社広報担当者はコメントを控えた。

  収入拡大を目指すアップルはサブスクリプションサービスに傾斜しており、ニュースはその重要部分。15年にさまざまなソースから記事を収集するアプリとして「アップルニュース」を開始。昨年3月にはデジタル雑誌や米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)、ロサンゼルス・タイムズも読める月額10ドル(約1100円)の購読サービスを追加した。

  アップルは今年1月、同アプリがオーストラリ・カナダ・英国・米国で月1億人に利用されていることを明らかにしたが、有料顧客数は開示しなかった。同社は音楽配信アプリの「アップルミュージック」については公表している。  

原題:
Apple’s News Service Business Chief Departs After Slow Start(抜粋)

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