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ギリアド株急伸、中国が新型ウイルスの臨床試験に新薬を使用へ

中国は新型コロナウイルス感染症治療薬を迅速に分析するための臨床試験に着手した。同国は患者向けの療法、および国民を感染から守るワクチンの探求を急いでいる。

  北京を本拠とする日中友好医院の医療チームが、エボラ出血熱や重症急性呼吸器症候群(SARS)などの感染症を対象とした米ギリアド・サイエンシズの新しい抗ウイルス薬「レムデシビル」について、新型コロナウイルスの治療に有効か治験を行う。同医院の広報担当者が3日、ブルームバーグ・ニュースに明らかにした。

  この薬品の臨床試験は中国の武漢市で実施される。同国の澎湃新闻が2日に報じたところによれば、新型コロナウイルスによって軽・中等度の肺炎を発症した患者のうち最大270人が無作為に選ばれ、二重盲検とプラセボ対照の試験に参加する。

  3日の米株式市場で、ギリアドは一時8.7%急伸。昨年は3.9%高と、上昇率はナスダック・バイオテクノロジー指数の24%を下回っていた。

  中国での今回の臨床試験は、同国医薬品当局によるレムデシビルのファストトラック(優先承認審査制度)承認につながる可能性がある。

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隔離病棟で治療にあたる医師、1月30日に武漢市の病院で

Photographer: AFP via Getty Images

原題:Gilead Gains; Drug Gets Human Trial in China for Coronavirus (2)(抜粋)

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