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Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
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安倍首相が新型肺炎で追加対応を指示-新たに3人の感染も確認

更新日時
  • さらなる対応策を早急に策定し至急実行-対策本部で閣僚に指示
  • チャーター便で帰国の邦人、うち1人は症状なく-国内感染者20人に
The National Diet building is seen through the main gate as it stands illuminated at dusk in Tokyo, Japan, on Monday, Jan. 20, 2020. Prime Minister Shinzo Abe opened a new session of parliament on Monday with a fresh call to revise the country's U.S.-imposed postwar constitution.
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

安倍晋三首相は1日午前、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、さらなる対応策を早急に策定し至急実行に移すよう各関係閣僚に指示した。厚生労働省は同日、中国湖北省武漢市から政府のチャーター便で帰国した邦人3人のウイルス感染を確認したと発表した。うち1人は症状は出ていない。

  新型コロナウイルス感染症対策本部の4回目の会合で述べた。安倍首相は国民的不安への対応を一層強化するため、厚生労働省が各地の自治体や関係団体とも連携して、相談体制を抜本的に拡充するなど不安の声に対応する体制の強化を求めた。

  安倍首相は必要な対策は躊躇(ちゅうちょ)なく実行するとの方針のもとで、予備費の使用も視野に入れて対応を急ぐように指示した。

  政府は異例の措置として、14日以内に湖北省における滞在歴があったり同省発行のパスポートを所持したりする外国人について、特段の事情がない限り、症状の有無にかかわらず入国を拒否する運用を1日から開始している。

  一方で、厚労省が新たに発表した患者は40代男性2人。それぞれ先月29日の第1便と同31日の第3便で帰国し、検査を受けていた。同じく第3便で戻った30代の男性は症状はなく、念のため検査したところ陽性だった。これにより、国内の感染者は20人、うち発熱や咳などの症状がでていないウイルス保持者は5人となった。

日本国内での新型コロナウイルスの感染は計20例
  • 1例目(1月15日)は武漢市に滞在歴がある神奈川県在住の30代男性
  • 6例目(同28日)は滞在歴のない奈良県在住の60代男性バス運転手-日本人で初
  • 8例目(同29日)は6例目の男性運転のバスにガイドとして同乗していた大阪府在住の40代女性
  • 9例目(同30日)は政府チャーター便(第1便)で帰国した武漢市氏在住の50代の日本人男性
  • 13例目(同31日)は6例目の男性運転のバスにガイドとして同乗していた千葉県在住の20代女性
  • 14例目(2月1日)は第3便で帰国した40代の日本人男性
  • 15例目(同1日)は第1便で帰国した中国在住の40代の日本人男性
  • 5例は症状が出ていない-いずれも政府チャーター便で帰国した日本人
  • 他は来日していた武漢市など中国居住者や同市に滞在歴ある日本居住者
(新たに邦人3人が感染した厚労省の発表を追加し更新します)
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