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ウイルスの怒りに満ちたグローブで株式敗走が深まる

A traveler arriving on a flight from Beijing wears a disposable face mask at San Francisco International Airport in San Francisco, California, U.S.

A traveler arriving on a flight from Beijing wears a disposable face mask at San Francisco International Airport in San Francisco, California, U.S.

Photographer: David Paul Morris/Bloomberg
A traveler arriving on a flight from Beijing wears a disposable face mask at San Francisco International Airport in San Francisco, California, U.S.
Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

31日の米金融市場では株式が大幅反落となる一方、国債が急伸。新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済の成長への打撃になるとの懸念が強まった。

  • 米国株は大幅反落、S&P500が年初来の上げを消す
  • 米国債は大幅上昇、30年債利回りが10月以来初の2%割れ
  • NY原油は3日続落、月間では5月以来の大幅安
  • NY金先物は小反落、月間ベースでは続伸・8月以来の大幅上昇

  S&P500種株価指数は年初来の上げを消し、ダウ工業株30種平均は600ドル余り下げた。新型ウイルスの感染拡大が引き続き警戒された。米株式相場のボラティリティーはほぼ4カ月ぶりの水準に急上昇した。個別銘柄では、今年の業績見通しで悲観を強めたキャタピラーが下落、好決算を発表したアマゾン・ドット・コムが急伸。

  S&P500種株価指数は前日比1.8%安の3225.52。ダウ平均は603.41ドル(2.1%)安の28256.03ドル。ナスダック総合指数は1.6%低下。ニューヨーク時間午後4時11分現在、米10年債利回りは8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.51%。

  米国債市場では、30年債利回りが昨年10月以来初の2%割れとなった。

S&P 500 posts worst month since August

  ナティクシス・インベストメント・マネジャーズのチーフ市場ストラテジスト、デービッド・ラファティー氏は、新型ウイルスの感染拡大は「リスクとして際限がないに近く」、この不確実性に市場がうまく対応できないことを示していると述べた。

  ニューヨーク原油先物相場は3日続落。新型ウイルスの感染拡大で輸送燃料の需要が後退するとの懸念から、月間ベースでは5月以来の大幅安となった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物3月限は58セント(1.1%)安の1バレル=51.56ドルで終えた。月間の下落率は16%で、1月としては1991年以来最大。ロンドンICEの北海ブレント3月限は、13セント安の58.16ドルで終了。

  ニューヨーク金先物相場は小反落。新型ウイルスの急速な感染拡大への懸念が逃避需要を喚起したことから、月間ベースでは3.8%高と、8月以来の大幅上昇だった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は0.1%安の1オンス=1587.90ドルで終了。

原題:S&P 500 Erases 2020 Gain With Virus Fear Mounting: Markets Wrap(抜粋)

Oil Off to Slowest Start Since 1991 With Virus Fear Spreading

Gold Heads for Second Monthly Gain Fueled by Virus Worries

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