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クラリダFRB副議長、新型コロナウイルスは見通しへの不確定要素

米連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長は、中国での新型コロナウイルス拡散が米経済に著しい影響を及ぼすかどうか判断するには時期尚早だと指摘。米経済は引き続き「好位置」にあるとの見解を示した。

  クラリダ副議長は31日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで「これは不確定要素だ」と発言。「中国や世界の成長見通しがどう変わるのか、また米国にどう影響するのか注目している」と述べた。

  米経済は一時的な足踏み状態は吸収できるだろうと、同氏は指摘。「これが例えば1、2四半期にわたる成長減速につながっても、全体像を変えるものでは恐らくない。ただし難しい状況だという意見には同感だ。状況をしっかり把握し続ける意向だ」と続けた。

クラリダFRB副議長

(Source: Bloomberg)

  クラリダ氏は、米経済は「好位置」にあるとあらためて発言。米国債利回り曲線の主要部分で長短金利が逆転する逆イードが再び起きたことの意味合いは、あまり重要視しない考えを示した。

  「それは米経済見通しに大きく起因しているわけではない。世界的に不確実性が生じると、米国に資金が流入する」と説明。「そうした状況は利回りを押し下げる」と話した。

原題:
Fed’s Clarida Says Coronavirus a ‘Wild Card’ for Outlook (1)(抜粋)

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