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「環境債は割高」、サステナブルでなく市場拡大を-日本生命の宇仁氏

  • グリミアム、需給の問題で発行量増えないと適正価格が付きにくい
  • 日本生命、2020年度までの中計でESG投融資目標を7000億円に

日本生命保険の宇仁隆クレジット投資部課長は、グリーンボンド(環境債)は割高な案件が多いとして適正価格形成へ市場拡大を期待した。

  環境債について宇仁課長は「感覚的にはちょっと割高なプレミアムがついている案件が多い」として、割高な発行はサステナブル(持続可能)でないと述べた。環境債が割高になることはグリミアム(グリーンプレミアムの略)と呼ばれる。その有無は実証されてはいないが宇仁課長は、需給の問題があり日本で発行量が増えないと適正価格が付きにくいと指摘、環境債を含む国内SDGs債市場の拡大を期待した。

環境債の需要が旺盛で利率が下がったケースはこちら

  資金使途を環境関連事業に限定する環境債の発行は増加しているが、投資需要も増えている。日本生命は2020年度までの中期経営計画で環境債を含むESG投融資の目標を7000億円と設定、昨年9月末で残高は5810億円だった。日本生命は環境省主催の環境債検討会に参加しており、ガイドラインの策定に携わっている。

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