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米バイオジェン、10-12月売上高・利益は予想上回る-主力製品好調

  • 脊髄性筋萎縮症や多発性硬化症の治療薬が売り上げ伸びをけん引
  • アルツハイマー病治療薬アデュカヌマブ投入に向け準備-CEO

バイオジェンの昨年10-12月(第4四半期)の売上高と利益は市場予想を上回った。主要医薬品の力強い売り上げとコスト削減が寄与した。同社はアルツハイマー病の画期的な治療を提供すると期待される新薬の承認申請に向け準備している。

  • 30日の発表資料によると、調整後1株利益は8.34ドル、売上高は36億7000万ドル(約4000億円)。アナリストの予想平均は1株利益8.05ドル、売上高35億4000万ドルだった。

インサイト

  • 脊髄性筋萎縮症(SMA)治療薬「スピンラザ」の売上高は前年同期比16%増の5億4300万ドル、多発性硬化症(MS)治療薬「テクフィデラ」は同5%増の11億6000万ドルと、ウォール街の予想に近い数字となり、全体の売り上げの伸びをけん引
  • コスト削減も寄与。販売費および一般管理費(SG&A)は12%、研究開発(R&D)費は13%、それぞれ減少
  • エーザイと共同開発するアルツハイマー病治療薬アデュカヌマブについて、一部の投資家はなお懐疑的だが、バイオジェンはこの領域に一層注力しつつある。ミシェル・ボナッソス最高経営責任者(CEO)は営業部員の採用などアデュカヌマブ投入に向けた準備を開始したことを明らかにした
  • 2020年通期の調整後1株利益は31.50-33.50ドルとの見通しを示した。アナリスト予想平均は32.58ドル

市場の反応

30日の米株式市場でバイオジェンの株価は一時1.98%上昇したが、その後は下げに転じた。29日の取引終了時までの1年間では14%下落していた

参考記事
バイオジェンのアルツハイマー薬を投資家支持-セルサイドなお懐疑的
バイオジェンのアルツハイマー薬、FDAは難しい可否判断に直面か

原題:Biogen Results Top Forecasts on Strong Sales, Lower Costs (1)(抜粋)

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