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【NY外為】円伸び悩む、WHO緊急事態宣言でウイルス対策期待

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30日のニューヨーク外国為替市場では、安全な逃避先とされる通貨が上げ幅を縮小した。世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスに関して国際的な「緊急事態」を宣言したことが背景。ポンドは主要10通貨に対して上昇。イングランド銀行(中央銀行)は政策金利を据え置いた。

  • 株式相場が上昇に転じ、円とスイス・フランは日中の高値を離れた。ウイルスを巡り懸念や混乱が広がっていたが、WHOの緊急事態宣言後は協調した対応策が取られるとの楽観が市場で強まったと、スコシアバンクの通貨ストラテジスト、フアン・マヌエル・ベタンクール氏は指摘
    • WHOのテドロス事務局長は中国政府のウイルス対応を称賛。さらなる感染拡大を防いだと述べた
  • ポンドは上昇。イングランド銀行は利下げを見送った上で、2022年末までの英経済成長見通しを引き下げた。短期金融市場では、年内の英中銀の利下げ期待が後退。これより先には8月までの利下げが予想されていた
  • 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%安。一時は0.1%上昇していた
  • オーストラリア・ドルは対米ドルで昨年10月以来の安値、ニュージーランド・ドルは12月以来の安値にそれぞれ下げた
    • 31日には中国で1月の製造業とサービス業の購買担当者指数(PMI)、日本では1月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)や昨年12月の鉱工業生産などが発表される
  • ニューヨーク時間午後4時45分現在、ドルは対円で0.1%安の1ドル=108円96銭。ユーロは対ドルで0.2%高の1ユーロ=1.1032ドル
Yen pares gains as WHO's Tedros calms coronavirus nerves

原題:Yen Pares Gains as WHO Declares Health Emergency: Inside G-10(抜粋)

(相場を更新し、日中の経済指標予定などを加えます)
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