コンテンツにスキップする

きょうの国内市況(1月30日):株式、債券、為替市場

国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。

●日本株は3カ月ぶり安値、新型肺炎警戒や決算失望-電機が下げ先導

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式相場は大幅に反落し、株価指数は3カ月ぶり安値に沈んだ。新型肺炎による景気の先行き警戒に企業決算への失望が重なり、電機や精密機器、機械など輸出関連中心に幅広く売られた。決算発表銘柄ではSCREENホールディングス、アドバンテスト、キヤノンが大幅安。 

  • TOPIXの終値は前日比25.18ポイント(1.5%)安の1674.77
  • 日経平均株価は同401円65銭(1.7%)安の2万2977円75銭
    • 両指数とも昨年11月1日以来の安値

  三井住友DSアセットマネジメントの石山仁チーフストラテジストは「世界の株価上昇をけん引してきたグロース系テクノロジー銘柄が今まで通り買えるのか、業績を確認しなければならない時期に新型肺炎の悪材料が重なり下げに拍車をかけた」とし、「新型肺炎の落ち着きを待つ以外に情報がない中での決算発表シーズンだ」と述べた。  

  • 東証33業種では電機やガラス・土石製品、機械、精密機器、海運、鉄鋼、化学が下落率上位
  • 証券・商品先物取引のみ上昇

●債券上昇、新型肺炎懸念や2年入札順調で-長期金利2カ月ぶり低水準

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

債券相場は上昇。新型肺炎の感染拡大による世界的な景気減速懸念や、この日に実施された2年債入札が順調な結果となったことを受けて買い圧力が強まった。

  • 新発10年債利回りは一時、前日比2.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.065%と、昨年12月2日以来の水準まで低下
  • 2年債利回りは一時マイナス0.155%と、6日以来の低水準
  • 新発20年債利回りは一時0.21%、新発30年債利回りは一時0.34%と、それぞれ昨年11月1日以来の水準に低下
  • 長期国債先物3月物の終値は24銭高の152円77銭。一時は152円88銭と、中心限月の日中取引ベースで昨年12月4日以来の高値を付けた

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 新型肺炎の影響による景気減速懸念で市場は金利が下がる方向しかみていない
  • 米国では利下げ期待も出てきており、市場は金融当局の政策対応を織り込み始めている
  • ただ、日本銀行に関しては市場がマイナス金利の深掘りを懐疑的にみており、利回り曲線のスティープ(傾斜)化志向も引っ掛かるため、日本の金利低下はゆっくりとしたペースでしか進まない

2年債入札

  • 最低落札価格は100円49銭5厘、市場の予想中央値100円49銭を上回る
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は4.49倍、前回4.69倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は1厘、前回5厘
  • 岡三証の鈴木氏
    • 2年債入札は事前に無難な結果が見込まれていたが、予想以上に強かった感ある
    • 安全資産として本来買われるべき中短期債はマイナス利回りが嫌気されて出遅れていたが、今回の入札では新型肺炎による景気減速懸念の影響がみられる格好となった

●円が全面高、新型肺炎の拡大懸念でリスク回避-対ドル108円台後半

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場では円が全面高。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、企業活動の停滞懸念や大幅な株安が背景。ドル・円相場は1ドル=108円台後半まで円高が進んだ。

  • ドル・円は午後3時39分現在、前日比0.1%安の108円93銭。朝方に付けた109円08銭を日中高値に、徐々に水準を下げ、一時は108円85銭まで軟化
  • 豪ドル・ドル相場は0.2%安の1豪ドル=0.6738ドル。一時0.6731ドルと、昨年10月16日以来の安値

マネーパートナーズの武市佳史チーフアナリスト

  • 新型ウイルスの感染拡大を受けた大幅な株安に引きずられる形で下げており、イメージは下方向だ。ただ株式市場とは異なり、今回の騒動前に過熱感がなかった分、下げ幅が限られる面も
  • テクニカル的にも一目均衡表(日足)の雲の上限と下限、50日移動平均線と100日移動平均線に挟まれており、どちらに抜けるにもかなりの材料が必要
  • 目先の焦点は春節明けの来週月曜日に上海株がどの程度崩れるかだ。それまではドル・円も小康状態が続く可能性がある
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE