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デュポンと帝人、フィルム合弁の売却再び目指す-関係者

  • 売却額は約1100億円か、タイ企業への売却頓挫したと関係者
  • デュポンテイジンフィルムズの売却は決まっていないと帝人広報

米化学メーカーのデュポン帝人は両社の合弁事業デュポンテイジンフィルムズの売却を再び目指している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。同合弁をタイの石油化学大手に売却する計画は頓挫したという。

  デュポンテイジンフィルムズは太陽光パネル向けフィルムなどを生産している。協議が非公開だとしてこれら関係者が匿名で語ったところでは、デュポンと帝人は売却に向け金融アドバイザーを起用した。売却額は約10億ドル(約1100億円)になる可能性があるという。

  両社は2017年、同合弁の所有持ち分全てをタイのインドラマ・ベンチャーズに売却すると発表。当時、売却条件は公表されなかった。関係者らによると、この取引は完了には至らなかった。

  関係者らによれば、両社は同合弁の入札プロセスを再び開始したが、合意に至らず合弁を保持することもあり得るという。

  帝人の広報担当、宇佐美吉人氏は「売却は決まっていない。現状についてはコメントを控える」と語った。米デラウェア州ウィルミントン在勤のデュポン担当者もコメントを避けた。

  デュポンテイジンフィルムズはデュポンと帝人の折半出資で設立された。
 
原題:DuPont, Teijin Said to Revive Sale Push for Films Joint Venture(抜粋)

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