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米政府と専門家、アフリカ豚コレラの「有望」ワクチン開発

更新日時
  • ワクチンは100%効果的であることが証明された-米国微生物学会
  • 東欧やアジアで感染広がる、豚肉生産世界最大の中国で大量殺処分

米国微生物学会によると、米政府と大学の専門家はアフリカ豚コレラ(ASF)のワクチンを開発した。100%効果的であることが証明されたという。

  以前のウイルス株の遺伝子組み換えで開発されたこのワクチンは高用量と低用量の両方で、接種から28日後に効果が見られたと同学会は報告した。

  ワクチン開発に携わった米農務省の主任研究員ダグラス・グラデュー氏は「この新しい実験的なASFワクチンは有望であり、現在東欧やアジア全体で流行している今のウイルスから完全に防御できる」と述べた。

  このウイルスは、世界最大の豚肉生産国である中国に最も壊滅的な打撃を与えている。中国で約1年半前に感染が初めて報告されて以来、多数の豚が殺処分され、世界の農産物市場に影響が波及。中国や米国の科学者はワクチン開発でしのぎを削っている。

  ウイルスは豚やイノシシに感染するが、人への悪影響はないことが知られている。最も毒性の強い形態ではウイルスの致死率は100%に達する可能性がある。東欧やロシア、ベトナムや韓国を含むアジア全域で発生が確認されている。

原題:
U.S. Says It’s Developed ‘Promising’ African Swine Fever Vaccine(抜粋)

(研究員のコメントなどを追加して更新します。)
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