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トランプ政権、イラン核計画巡る4件の制裁免除措置延長へ-関係者

  • イラン原子力エネルギー庁とサレヒ長官への制裁は今後発表する
  • 核不拡散の作業で監視継続が可能と主張する欧州との対立を回避
President Trump Holds A Cabinet Meeting
Photographer: Olivier Douliery/Pool/Getty Images
President Trump Holds A Cabinet Meeting
Photographer: Olivier Douliery/Pool/Getty Images

トランプ米政権はイランの民生用核プログラムについて限られた作業を認める制裁適用除外をさらに60日間延長する。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

  政権内部では終了を支持するポンペオ国務長官と延長を求めるムニューシン財務長官の間で意見が対立していた。

  一方、政権はイラン原子力エネルギー庁(AEOI)と同庁のサレヒ長官に対する制裁を今後発表する。決定は発表されていないとして匿名で語った関係者の1人によると、米国はイランに最近、核拡散の動きが見られるとして制裁を実施する。イランは今年、核合意に盛り込まれたウラン濃縮活動の制限をもはや受けないと表明している。

  トランプ大統領は2018年に核合意を離脱して以降、イランに経済制裁を相次いで科したが、4件の適用除外の終了は先送りしていた。これにより中国やロシア、英国など核合意の他の参加国が限定的な核不拡散の作業でイランと協力できる状況にあった。欧州はこうした作業を通じて米欧がイランの核プログラム監視を継続できると主張しており、当面の適用除外延長で欧州との対立が回避される。

原題:
U.S. to Extend Four Sanctions Waivers On Iran Nuclear Program(抜粋)

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