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Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

日本株反発、新型肺炎への過度な警戒後退-化学や輸出中心全業種高い

更新日時
  • 米空港スクリーニング強化など新型肺炎対策は進展、死者数は増加
  • 決算評価で信越化が買われ、化学はTOPIXの上昇寄与度首位
People approach the entrance of the Tokyo Stock Exchange (TSE), operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), in Tokyo, Japan, on Tuesday, May 7, 2019. Trading resumed Tuesday after a 10-day Golden Week holiday with a slew of news for investors to process.
Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

29日の東京株式相場は反発。国際的な取り組み強化で中国の新型肺炎に対する過度な懸念がやや和らぐ中、決算が評価された信越化学工業などの化学、機械など輸出関連中心に全業種が値上がり。

  • TOPIXの終値は前日比7.67ポイント(0.5%)高の1699.95
  • 日経平均株価は同163円69銭(0.7%)高の2万3379円40銭

〈きょうのポイント〉

  三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジストは「新型肺炎を警戒しながらも、買いそびれていた向きもあるためポジションを一方的に落としていくというのもあまりない」と語った。

Inside the Tokyo Stock Exchange As Japanese Stocks Bounce Back

東証

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

  米国で株安と金利低下に歯止めがかかったことを受け、新型肺炎への警戒一色だった前日までと様変わり。3営業日ぶりに取引が再開された香港ハンセン指数の下げが警戒されたほど大きくなかったほか、日経平均が昨年11月以降下値めどとされている2万3000円に接近して値幅調整も進み、買い戻しが入りやすかった。

  決算発表が本格化して銘柄選別色も強まった。信越化学工業やエムスリーが上昇した半面、オービックや日本航空電子工業は下落、米ザイリンクス決算から業績悪化が連想されてアンリツは大幅安。いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員は、全体としては「想定通り悪い。ただ、テクノロジー分野の成長トレンドは崩れておらず、来期業績への期待感はある」と話していた。

TOPIXは5日ぶり反発
  • 東証33業種の上昇率上位は海運や鉱業、証券・商品先物取引、ゴム製品、化学、機械
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