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トランプ氏弁護団の陳述終了、ボルトン氏の証人招致圧力強まる

  • 大統領の弁護団、ウクライナ疑惑は罷免を正当化しないと主張
  • 上院議員らは29、30両日に双方に質問-31日に証人招致巡り採決

トランプ米大統領の弁護団は上院で開かれている弾劾裁判で28日、ウクライナ疑惑は罷免を正当化しないと主張して冒頭陳述を終え、ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)の証言を求める圧力の抑制を試みた。

  ホワイトハウスのパット・シポローネ法律顧問は陳述の終わりに際して「弾劾条項は憲法の基準には遠く及ばず、危険だ」と指摘し、「われわれの言い分は述べたと思う」と締めくくった。

President Trump Hosts NATO's Secretary General Jens Stoltenberg At The White House

ジョン・ボルトン氏

写真家:アンドリュー・ハラー/ブルームバーグ

  大統領の弁護団は、トランプ大統領によるウクライナ支援留保と、政敵ジョー・バイデン前副大統領の調査を同国に迫ったことに直接の関係はないと主張。民主党が党派心あらわな弾劾裁判を目指していると批判している。

  ただ、米紙ニューヨーク・タイムズによると、ボルトン氏の見解はその逆で、バイデン氏とウクライナのエネルギー会社の取締役だった同氏の息子を調査させることをトランプ大統領がウクライナ支援実行と直接関連付けたと近く出版する著書で論じている。

  共和党にはボルトン氏の著書に関する報道に目新しさはないとの意見も一部ある一方、スーザン・コリンズ上院議員とミット・ロムニー上院議員は証人招致を認めることについて共和党内の新たな議論に拍車を掛けたと話している。

  リサ・マカウスキ上院議員(共和、アラスカ州)は「ボルトン氏にはわれわれに提供すべきものがあると思う」と語った。同議員は、証人招致に共和党の十分な支持票が集まるかどうかを見る上で注目される人物。

  大統領弁護団の陳述終了で休会した上院は29日に再開され、8時間にわたり弁護団と検察官役の下院議員の双方に質問を行う。質問は翌30日も続き、証人招致の是非を巡る採決は31日に実施する。

原題:Trump Team Wraps Up Defense With Bolton Testimony in Question (抜粋)

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