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ジョンソン英首相、ファーウェイに5G一部参入認める-米国は失望

  • 基幹部分からは排除も、アンテナや基地局の納入は認める
  • ラーブ外相、ファーウェイ許可と米通商協議との関連性を否定

ジョンソン英首相は中国の華為技術(ファーウェイ)に対し、次世代通信規格「5G」移動通信ネットワークの一部で開発への参画を認めた。ファーウェイについて繰り返し警告を発するトランプ米大統領との対立へと、火種を抱えた。

  英政府はファーウェイなど高リスク企業を5Gネットワークの最も重要な基幹部分から排除するが、高速通信の展開に欠かせないアンテナや基地局などの機器については納入を認めると発表した。

  ファーウェイの完全排除を求めてきたトランプ政権にとって、手痛い一撃となる。米当局者はファーウェイ製品の設置で中国側に機密情報が漏れる恐れがあるとして、英国がファーウェイ参入を認める場合、将来的に英国と機密情報を共有できなくなるかもしれないと警告していた。

英政府は5Gネットワークの一部にファーウェイ参入を承認

(出典:ブルームバーグ)

  現時点では米政府から特に強い反発はない。米政府高官は英首相の決定に失望感を示しつつ、将来的には5Gネットワークから信頼できないメーカーの部品を排除する方法を両国が見いだすことに依然期待していると述べた。

  47年間の欧州連合(EU)加盟に終止符を打ち、1月末の離脱に備える英国は、米国と新たな通商協定を交渉する計画だ。ラーブ外相はファーウェイを巡る今回の決定について、機密情報に「何ら影響しない」と述べ、米通商協議と関連しているとの認識はないと語った。

Technology Gets Political

Position on including equipment from China’s Huawei in 5G mobile networks, as of Jan. 28, 2020

Source: Bloomberg

原題:
U.S. Disappointed as Boris Johnson Gives Huawei Partial 5G Role(抜粋)

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