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中国、潤沢な流動性供給を約束-投資家に客観的な分析呼び掛け

  • 中国市場は春節の連休で休場、2月3日に取引を再開へ
  • 人民銀行、取引再開時には「大規模な資金」が用意されると言明

中国は短期金融市場に潤沢な流動性を供給すると約束し、新型コロナウイルスの影響を客観的に分析するよう投資家に呼び掛けた。中国市場では2月3日の取引再開後、波乱の展開が予想されている。

  中国本土の市場は24日から休場となっている。中国人民銀行(中央銀行)は声明で、中国株に売りが浴びせられる可能性に触れ、取引再開時には「大規模な資金」が用意されると言明。オペの実施により、「銀行システムに合理的かつ十分な流動性が維持されるよう、潤沢な流動性を適時供給する」と表明した。

  一方、中国証券監督管理委員会(証監会)は証券各社に対し、取引所外取引を準備するよう促した。新型ウイルスの感染を封じ込める措置の結果、市場インフラに負担が生じているためだという。

  証監会は28日付の声明で、投資家が新型ウイルスの影響を「合理的かつ客観的に」評価するよう証券各社は導き、「長期投資、バリュー投資という概念を堅持するべきだ」と促した。

  ウイルスの感染拡大に反応し、ここ数日間でオフショア市場の中国株先物は急落した。FTSE中国A50先物は23日の引けから6%余り下げた。こうした中国や関連投資からの世界的な資金引き揚げは、28日に入ると休止し、大規模な中国売りが続く公算は小さいと投資家がみていることを示唆した。

  人民銀行は2月3日に株式のほか銀行間市場、債券、金、為替の取引も再開することを確認した。

SGX FTSE China A50 futures have fallen in the past several days

原題:China Pledges Liquidity, Asks for Rational Investor Reaction (1)

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